日本法令「ビジネスガイド」2019年8月号に『行き過ぎた「親子就活」への対応』と題した記事を寄稿しました。どうぞご笑覧ください。
キャリアコンサルタント
「面接大喜利」の得意な就活生が淘汰される理由。 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
先日、経団連と大学側が参加する「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」が「中間とりまとめと提言」を公表した。その内容は就活に関わるものだけではないが「通年採用の拡大」とセンセーショナルに報道されている。 今回の提言を受け就活はどのように変わるのだろうか
自分のキャリアに悩む就活生は、イチロー選手の引退会見に学べ。 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
数々の記録を打ち立ててきたイチロー選手が現役引退を表明し、記者会見を行った。 筆者は熱心な野球ファンという訳ではないが、シビアに実力が問われるメジャーリーグで活躍を続けるイチロー選手には幾度となく励まされた。 イチロー選手の引退記者会見の内容は、大学で
自治体が「公務員らしくない人」を求める理由。 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
3月の民間企業の就活解禁と同時に、公務員採用試験についても採用広報が開始された。 そんな中、奈良県生駒市がユニークな募集ポスターを作製したという。 安定だけを求める「終身雇用熱望型」はエントリーしないで-。奈良県生駒市は1日、そんな思いを込めた職員採用試
就活で「オロナインをつけたソイジョイ」という自己PRは正解なのか? (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
まもなく3月。経団連のルールによる就職活動(就活)解禁日である。筆者の前職は採用担当者であり、現在は短大でキャリア支援について研究している。この時期は様々な就活本に目を通すが、なかには面接がコミュニケーションの場であることを軽視した「奇策」ととれるものも少
手取り10万円台、ボーナス無し。キャリアコンサルタントが自身のキャリアを描けない矛盾 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
新年を迎え「今年こそ資格を取ってキャリアアップを」と考えている人も多いのではないだろうか。筆者が保有する国家資格キャリアコンサルタントは、社労士や中小企業診断士と並んでビジネスパーソンに人気の資格だ。 しかしその人気とは裏腹に、キャリアコンサルタントの待
「好きなことが仕事になって幸せ」か? ビジネスマンから大学教員への転職の実際 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
実務家出身者を大学教員にキャリアチェンジさせる機運が高まっている。中央教育審議会は11月26日に文部科学大臣に答申を行い、実務経験がある教員の登用や、大学や企業など複数の機関に籍を置いて研究できる制度の活用などで、教員の多様性を高めていくことを求めている。
大学生の陥る「優秀な人が採用される」という勘違い。 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント)
昨今売り手市場と言われるようになった就職活動(就活)。しかし、内定を得るのは容易ではない。元採用担当者である筆者にも、学生からの面接指導の依頼が続いている。 学生と面接練習を繰り返す中で、彼らが就活を誤解していることに気が付いた。それは「就活では優秀な人
「就活ルールが廃止されるとどーなるの?」と思ったときに読む話。 (後藤和也 大学教員、キャリアコンサルタント)
経団連会長が、現行の採用選考に関する指針(就活ルール)を将来的に廃止する意向を示した。 経団連の中西宏明会長は3日の記者会見で、2021年春以降入社の学生の採用活動に関し、大企業が中心の会員各社を対象に面接の解禁時期などを定めた就職活動ルール(採用選考に関す